心の自由を探す旅日記

物質的な生き方に捉われることなく、日常生活の中から、自分らしい心の健康法を見つけるための半霊半質探求ブログ。

故郷の海を見て感じたこと

久しぶりにに故郷の海を見ました。

この海の向こうから大津波がきて、
故郷の街を破壊し、 多くの人々の命をも奪いました。

それが信じられないほど穏やかでした。

恨みたいくらいの海の今の有り様に
癒されるのです。

一方でたしかに、この地で再び生きようとする
人々の活力も感じました。

「水に流す」とは、あまりに皮肉ですが、
こういうことを意味するのだろうかと

穏やかな海を見て思いました。

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そもそもスピリチュアルって何?

スピリチュアルのイメージ画像

スピリチュアルのイメージ画像

今では書店に行くと、「スピリチュアル」コーナーにはさまざまな書籍がぎっしりと並んでおり、スピリチュアルの存在感はかなり高まっています。しかし、ひと昔前まではスピリチュアルと聞くと「なんだか怪しげな行為...」という印象を持つ人も多かったのではないでしょうか。そこで、スピリチュアルとは一体何なのか、もう一度その定義を振り返ってみたいと思います。

スピリチュアルとは?

スピリチュアル(Spiritual)とは、宗教や信仰、精神性に関連する概念のこと。スピリチュアルな人やスピリチュアルな経験を持つ人々は、物質的な世界や日常的な関心事を超えて、内面的な成長や意味の探求、魂や霊的な側面に関心を寄せる傾向があります。 スピリチュアルな人々は、一般的に次のような要素に関心を持ちます。

内なる成長と自己探求

スピリチュアルな人々は、自己の成長と内面の探求に重点を置きます。自己啓発、瞑想、マインドフルネス、ヨガ、瞑想などの実践を通じて、意識の拡大や内的平和を追求します。

霊的な次元への関心

物質的な世界だけでなく、霊的な次元や宇宙の法則に興味を持ちます。宗教的な信仰や神秘的な経験、直感や感性の開発を通じて、人生の目的や存在の意味を追求します。

繋がりと共感

他の人や自然界とのつながりや共感を重要視します。人間関係の深化、共感的なコミュニケーション、他者への思いやりや奉仕活動などを通じて、結びつきと愛について探求します。

統一意識や宇宙意識

全体的なつながりや統一意識への信念を持つことがあります。個人の境界を超え、宇宙的な意識や智慧にアクセスすることを目指します。 スピリチュアルな経験や信念は個人のものであり、宗教的な枠組みにとらわれない場合もあります。

人々は自分自身のスピリチュアルな旅を通じて、意味や目的を見出し、人生においてより充実感や幸福を追求することがあります。

スピリチュアルに人々の関心が集まるのはなぜ?

前述したスピリチュアルに関心を集める理由とも重複するのですが、スピ系出版社時代、アート、ヨガ、タロット、エネルギーワーク、クリスタルヒーリング、易学、アカシックレコード、心理学、コーチングなど、あらゆる方法の存在を知りましたが、実に多くのユーザーが存在していることも知りました。その主な目的として、

  • 人間関係の回復
  • 身体の健康回復
  • 心理状態の健康回復
  • 恋愛の発展
  • 自己実現
  • ビジネス発展

などがあります。一見、社会的地位や経済的に成功を収めている方も、何かしらのテーマを持ってセミナーやワークショップに参加されていました。

それは数十年前も今も変わらないと思います。広告手法もだいぶ進化し、専門誌の広告掲載から、今ではティーチャー自らSNSで情報を発信する時代になりました。

SNSを含むネット上には、広告の情報が洪水のように溢れていますが、どんな手法があるのか、どれを選ぶべきかも自ら「主体的に」「責任を持って」選ぶことが非常に重要だと思います。

結構、この業界に来られる方は、他人依存症や他責思考、つまり誰かに師事すれば、その誰かが自分の望みを叶えてくれる、という思考を持たれる方が多いため。ですので、「なぜ、自分はそれを選択するのか」「それを選択して、自分は何を実現したいのか」といった主体的な考えを持って選ばれることをおすすめします。

スピリチュアルな手法には何がある?

スピリチュアルとは、「自分と自然とのつながりを取り戻し、モノ(物質)と心(精神)のバランスを整えるための暮らしの工夫」だと個人的に解釈しています。家の雰囲気を変えるため玄関に花を飾るように、いつもと違う自分になるため、髪型や着る服を変えるかのように…。つまりは心を変化させ「見る世界」を変えることではないでしょうか。では、スピリチュアルな生活を取り入れるには、どんな方法があるのでしょう。その方法をいくつか紹介します。

瞑想

スピリチュアルの手法 瞑想のイメージ画像

スピリチュアルの手法 瞑想のイメージ画像

瞑想は心を静め、内なる平和や意識の拡大を追求するための実践です。様々な形式があり、座ったり、呼吸を意識したり、マントラや音楽を用いたりすることがあります。

ヨガ

身体的なポーズ(アーサナ)や呼吸法、瞑想などを通じて身体と心を統合し、霊的な成長を追求する総合的な実践方法です。

アファーメーション

アファーメーションは自己肯定や自己啓発を促すためのポジティブな断言や言葉の繰り返しです。自己イメージの強化や望む状態への意識を高めるために使用されます。

クリスタルワーク

スピリチュアルの手法 クリスタルのイメージ画像

クリスタルのイメージ画像

クリスタルを使用してエネルギーの調整や癒しを促進するスピリチュアルな実践です。クリスタルは地球の鉱物から形成された自然の宝石であり、さまざまな種類と特性を持っています。クリスタルを持ったり、配置したり、瞑想やヒーリングに用いることがあります。またクリスタルには主に次の方な種類がります。

アメジスト

パープル色のクリスタルで、クリアな思考や直感力の向上、鎮静効果、癒しやスピリチュアルな成長を促進するとされています。

ローズクォーツ

ピンク色のクリスタルで、愛や癒しの象徴とされています。自己愛や他者との関係の癒し、心の平穏と安定をもたらすと言われています。

シトリン

黄色やオレンジ色のクリスタルで、豊かさや成功、エネルギーの浄化を象徴しています。金運や富の引き寄せ、自己信頼の向上に効果があるとされています。

アベンチュリン

アベンチュリンは緑色のクリスタルで、幸運や成功、心の平穏をもたらすとされています。リラックス効果やハートチャクラのバランスを促進するとも言われています。

タイガーアイズアイ

タイガーアイズは茶色や黄色、金色のストライプ模様を持つクリスタルで、自信や勇気、バランスを促進すると言われています。目標達成や決断力のサポートに効果があるとされています。

ヒーリング

スピリチュアルの手法 ヒーリングのイメージ画像

スピリチュアルの手法 ヒーリングのイメージ画像

ヒーリングは心身のバランスや癒しを促進するための手法です。レイキ、クリスタルヒーリング、エネルギーヒーリングなどさまざまな形式があります。ヒーリングの種類をいくつか紹介します。

レイキ

レイキは日本発祥のエネルギーヒーリングの一形式です。ヒーラーが手を用いてクライアントの身体やエネルギー体に癒しのエネルギーを送り、心身のバランスや癒しを促進します。

クリスタルヒーリング

クリスタルヒーリングは、クリスタルを使用してエネルギーのバランスや癒しを促進する方法です。特定のクリスタルを身体やエネルギーボディ(チャクラ)の上に配置することで、クリスタルのエネルギーが作用し癒しをもたらします。

エネルギーヒーリング

エネルギーヒーリングは、ヒーラーが自分自身やクライアントのエネルギーフィールドに働きかけ、ブロックや不調和を解消し、エネルギーの流れを促進することで癒しをもたらします。リエキやクリスタルヒーリングなどもエネルギーヒーリングの一形態として分類されます。

サウンドヒーリング

サウンドヒーリングは、音や振動を使用して癒しを促進する方法です。ヒーラーは声、楽器、チューニングフォーク、クリスタルボウルなどの音を使って、クライアントのエネルギーを調整します。

 

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アストロロジー

スピリチュアルの手法 アストロロジーのイメージ画像

スピリチュアルの手法 アストロロジーのイメージ画像

アストロロジーは星の配置や占星術を通じて、個人の特性や運命について洞察を得るための実践です。

タロットカード

スピリチュアルの手法 タロットカードのイメージ画像

スピリチュアルの手法 タロットカードのイメージ画像

タロットカードはシンボルやアーキタイプを用いて、直感や内なる知恵にアクセスし、自己探求や未来予測に役立てられます。

これらは一部の例であり、スピリチュアルな手法は個人の嗜好や信念によって異なります。スピリチュアルな旅では、自分自身に合った手法を見つけ、内なる成長や意識の拡大を追求することが大切です。何でも取り入れるのではなく、まず「この方法が気になるな…」と思ったら、自分で調べてみることからはじめてはいかでしょうか?

目に見えない存在を確信したこと

人を苦しみから助けてくれる神や仏の存在を信じるなら、どうして私たちの目の前に現れてくれないのだろう…。と、もどかしく思うこともあります。

ですが、神仏の存在ではありませんが、宗教や精神世界とは全く無関係な大学生たちの「ある取組み」を知って、見えない世界の存在を確信しました。

「震災学」という学問をご存知ですか?

これは、東日本大震災時、身内の死を目の当たりにし、生きる気力を失った方々をどうしたら元気づけられるのか…。心理学を学ぶ学生たちが、その方々を訪れてインタビューしてまとめた学問です。

その中で、生きる気力を失った方に再び立ち上がる力を取り戻すきっかけを作ってくれたのが「目に見えない存在」たちなのです。

本の中には、私たちがややもするとゴシップ話として興味を持ってしまいそうな「幽霊現象」が紹介されています。

震災から復興に向けて工事が進みはじめた頃、

とある駅の近くでタクシーを止めてお客さまが乗車されます。

どちらに行きますか」と聞いても無言のまま…。

見ればその方は水で濡れていたそうです。とりあえず車を走り出させたものの、ほとんど会話はなく、

ほどなくして運転手が後ろを向いたところ、座席が少し濡れたまま、お客さまはいなくなっていたそうです。

そのタクシー運転手は、特段怖がることもなく悟ったそうです。

きっとこの方は、この地でやむを得ず亡くなられてしまった方なのだろう…」と。

むしろ、怖さよりも慈しみの気持ちがこみ上げたそうです。

この話を周りにいえば「幽霊だ!こわいこわい」と、興味本位で騒ぐだろう。

そのタクシー運転手は、しばらくの間、口を開かず心の中に閉まっていたそうです。

生き残った自分が「私はなんて不幸な人間だ」とやさぐれたまま生きていて良いのだろうか…。亡くなられた方々のためにも、毎日を生き切きることが供養になるのではないか。

もしも明日、災害があって図らずも死んでしまっても、後悔することなく行き切ろう」と、再び生きる活力を取り戻したそうです。

昨今では、コロナ報道で人の心が右往左往しています。コロナも確かに「見えない存在」ではありますが、人の心の捉え方次第で、「死に追いやる出来事」にもなれば、「人の健康を見直すよい機会」ともいえるのではないでしょうか。個人的には後者だと思っていますし、人の健康は「肉体」だけでなく「精神」ともつながっている

そのきっかけを作ってくれたのが、この「震災学」でした。


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前世ってあるのかも?と感じた体験

 前世とは

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前世とはその名の通り「過去に生きた人生または人物」のことを言います。仏教でも、生まれ変わりながら生死を繰り返す「輪廻転生(りんねてんしょう)」という言葉があります。

 

はじめてこの言葉を知ったのは、小学生の時に見た「幻魔大戦」というアニメ映画でした。内容を説明すると長くなるので割愛しますが、登場人物がエンディングで語っていた「毛虫が終末を感じる時、蝶は誕生と感じる…。地球には輪廻転生というよい言葉ある…」という一言に、とても不思議な魅力を感じました。

 

「前世ってあるのかも…」と思った人生の出来事

「輪廻転生?生まれ変わる?前世って何のことだろう…」と、幼な心からずっと感じてました。その答えは今も分かりません。

 

ですが、「前世ってもしかしたらあるかもしれない」と強く感じた出来事があります。特別に何か霊的な体験をしたわけではありません。当時、悩んでいた人間関係をどうにかして解決したい…という思いがきっかけでした。

 

それは、職場の上司との関係だったのですが、その方は自分の手柄は自分のもの、部下の手柄も自分のもの、でも部下がチョンボしたら部下の責任…。という考えを見事に体現されていた方でした。

 

当然のことながら、自分も含めて職場の誰も良くは思っておりません。しかし、物を申す人は誰もおらず、ただ黙って従うほかありませんでした。

 

上司との打合せで何かを発言しようなら、テーブルの下から足蹴り…。車の運転手をした際、赤信号で少し急なブレーキをかけたら、突然に殴られたりなどは茶飯事。

 

なぜこんなに傍若無人なのだろう、この状況を何とか解決したい、でもどうすればいいのか…。全く見当がつかない日々でした。

 

はじめて知った「透視リーディング」という世界

 

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そのような時、スピチュアルな世界に詳しい知人から「もし自分で解決策が見出せないなら、透視リーディングで相談してみたら?」とアドバイスされました。

透視リーディングとは

透視リーディングとは、人が発する霊的な雰囲気・エネルギー「オーラ」の中から、その人の前世から現在までの様々な情報を読み取る行為のことです。人って見た時の「印象」ってありますよね。例えば「穏やか」「厳しい」「明るい」「物静か」など、それは人が醸し出す「心の態度」のようなもので、前世を繰り返す中で出来上がってきたものだと思います。後から知ったのですが、オーラには体の近くから外側に向かって「7つの層」があるようです。

 

  • 第1層(エーテル体)…肉体に一番近い層
  • 第2層(エモーショナル体)…感情に直結した層
  • 第3層(メンタル体)…精神と深くかかわる層
  • 第4層(アストラル体)…人間関係の情報が得られる層
  • 第5層(エーテルテンプレート体)…宇宙エネルギーを体内に取り込む層
  • 第6層(セレスティアル体)…高次元の存在から影響を受ける層
  • 第7層(ケセリック体)…自分が何者であるか分かる層

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透視リーディングは、特に次のような方が受けられているようです。

  • 人とのコミュニケーションを円滑にしたい
  • 人間関係を修復したい
  • 人生の目的を知りたい  など

当時は透視リーディングに関して殆んど予備知識がなく、とにかく上司との人間関係を

何とか改善したいとの思いでリーディングを受けました。

 

リーディングの結果は…

リーディングは「遠隔」という形で、電話を通じて非対面で行いました。踏んだり蹴ったりな状況を解決したいと、知人の薦めて申し込んでみたものの、よく分からない世界に半信半疑でした。

 

こんな酷い状況だから、カウンセラーの方からは「それは大変ですね。ではその方との関係を断ち切る方法を教えましょう」などど、今思えば全く自己中心的な答えを期待していました。

 

しかし、結果はその真逆で「自分は悪くないのにどうして…」という、はじめは受け入れがたい回答でした。

 

「前世を見ると、あなたと彼(上司)は政治の世界にいた『政敵』の関係だったようです。当時、あなたは悪知恵の働く人で、相手を敵と見るや人の立場や地位を陥れる計画が巧みだったようです。彼もその一人であなたの狡猾な作戦によって立場を追われたようです。当然、今の彼に当時の記憶はありませんが、あなたを見るだけで、いいようのない苛立ちを覚えるようです、これは因果応報なのです。」と…。

 

前世があったとしても、「今は自分は何も悪いことは一切していないのになぜ?」と、その回答に「そんなの嘘だ!」と正直思いました。

 

ですが、それでは何の解決にもなりません。

 

カウンセラーの方に、今の自分に何かできることはありますかと尋ねたら、

「声に出さなくてもよいので、心の中で『あの時は本当にご免なさい』と心の底から謝ってください」

 

とのアドバイスでした。

 

「えっ、なぜ自分が謝らなくちゃいけないの…?」と率直に思いましたが、数日後、彼が出社した時、その背中を見つめながら、アドバイスに従って、心から謝罪をしました。結果を期待した訳ではありませんが、カウンセラーの方の「因果応報」という言葉が妙に心に引っかかっていました。

 

それから数日後、本当に驚く出来事が起きました。あれだけ、いじめられた上司が急な転勤で、自分から離れることになったのです!。カウンセリングの効果だったのでしょうか。あまりにも急な展開にビックリしました。

 

と同時に何か心の中につっかえていたものが取れてスッキリした感じもありました。これが「カルマの解消」というものなのでしょうか。

 

もし前世というものがあるのなら、過去の出来事を精算して、新しい自分にアップデートするためにあるのかもしれない、と感じた体験でした。

 

人との関わりには何か「因縁」 というものがあるのかもしれません。両親、パートナー、友人、知人、職場の上司、同僚、後輩、ご近所、などなど。

 

地球では60数億人もいる中で、一生かかっても出会えない人の数がほとんど。今関わっている、あるいはこれまで関わってきた人の合計を足しても、60数億人の割合からしたら、ほんのひと握りです。

 

もしも、その人たちと、過去生においても、何らか形で関わっていて、今世でも違う性、人種、地域、立場で再び会いまみえているとしたら…。

 

そこには何の意味があるのでしょう。透視リーディングは、己の古きをたずねて新しきを知る「温故知新」のようなものです。

 

もし、気になる人との関係性を知り、より良い方向性に導きたいなら、取り組んでみる価値もあると思います。

 

 

 

感情をクリアにする方法

人は感情を持った生き物です。1日だけでもどれだけの感情がわき起っているのでしょう。家庭や学校、職場での人間関係においてもいつも楽しいことばかりとは限らず、時にはイライラしたり、悲しい気持ちになることだってあり得ます。

 

感情も一つのエネルギーですので、身体とも密接に繋がっています。うれしい、楽しい等のプラスの感情なら良いのですが、イライラする、悲しくなる等のマイナスの感情を持ち続けると身体にも悪い影響を与えてしまいます。

 

「水に流す」という言葉があるように、マイナスの感情は持ち続けずに、意図的に水に流すことが大切です。

 

では、どのようにマイナスの感情を水に流せば良いのでしょうか?誰かに教えを乞いたり、ワークショップに参加しなければいけないの?と思う方もいるでしょう。

 

何処かに出かけなくても自分でできる方法があります。普段は気にしない五感を使って感情を流す方法です。

 

感情をクリアするにはどんな方法がある?

聴覚を使う(音楽)

クリスタルボウル

クリスタルボウルという楽器をご存じでしょうか?クリスタルボウルとは、お寺のお堂にあるおりん(お坊さんがゴーンと鳴らす仏具)のような形をしており、奏者がバチのような道具を使ってふちを叩いたり擦ったりしながら音を出す楽器のことを言います。

 

その音はまるでお寺の鐘のようで、どこか懐かしくもあり、それでいて体の疲れを癒してくれる音を奏でてくれます。誰にでも簡単に出来るわけでもなく、クリスタルボウル奏者としてトレーニングを積んだ方が音楽会を開いたり、ヒーリングのワークショップで活用したりなど癒しのイベントで聴くことが可能です。

 

日常生活ではあまり聴く機会が少ないのですが、この音楽を聴くことで全身でリラックス効果が体感でき約20分で精神的・肉体的疲労から解放されると言われています。

幸いにもYouTubeでも紹介されていますので、ぜひその癒しの音楽を体験してみてください。

 


【睡眠浴・クリスタルボウルの響き】波動が上がり熟睡できる癒しのヒーリング音楽[心身リラックス効果]Crystalbowl Sound Healing - Deep Sleeping Music

波の音(自然界の音)

自然界の音にも人の感情を洗い流してくれる効果があります。というのも自然の音には「1/fゆらぎ」という聴くだけでリラックスさせる周波数が存在しているからです。

 

波の音にもイライラした感情や不安な気持ちを落ち着かせる効果があります。また波は一つの水の形でもあるので「感情を洗い流す」という視覚的イメージとの相乗効果もあるでしょう。

 

波の音を聴きながら、あなたの感情がクリアになっていく姿を想像してみましょう。

 


【立体音響】聞き疲れしにくい 砂浜の波音 The sound of sandy beach

 

焚火の音(自然界の音)

子供のころ、キャンプに行った「焚火」の炎を静かに見ながらボーっとしていた体験はありませんか?

 

この焚火のバチバチっとした音にも「1/fゆらぎ」のリラックス効果があるようで、近年では「焚火」の癒しにハマる人も多いそうです。

 

また、焚火はその名の通り「火」ですので嫌な感情を「燃やす」という視覚的なイメージも連想させます。焚火の音を聴きながら、クリアしたい感情が燃えて消えていく様をイメージしてみて下さい。

 


眠れない夜に 焚き火の音【立体音響】

 

触覚(自然に触れる)

アーシング

アーシング画像

アーシング

アーシングとは、靴や靴下を脱いで裸足で自然の地面を歩くことを言います。普段、私たちはテレビやパソコンなどの電化製品に囲まれた生活をしていますが、同時に電磁波を浴び続け体内に溜めてしまいます。

 

アーシングをすることで体内に溜まった電気を体外に放出させ、大地のエネルギーを体内に取り入れてみましょう。公園の芝生を歩いたり、寝そべったりするだけで感情が洗われるようなスッキリ感が味わえます。

 

アーシングを分かりやすく解説した動画がありますので、ぜひ参考にしながらアーシングを体験してみて下さい。

youtu.be

 

嗅覚(香り)

セージ

セージ画像

セージ

香りによる感情の浄化法もあります。そこで紹介したいのがセージ。セージとは天然ハーブの一種で、古くからネイティブアメリカンの人々が「けがれを祓う神聖なハーブ」として使われてきました。

 

ハーブを小皿にのせてライターで葉先を少しだけ燃やすとゆらゆらと煙が立ってきます。その煙を部屋全体に行き渡らせて空間を浄化したり、煙を体に浴びることでセージの香りをゆっくり吸いながら感情を浄化します。

 

セージは場の空気が何となくよどんでいると感じたとき、重々しい気分をスキッリさせたいときに、天然ハーブの香りを通じてリラックスさせる方法です。

 

私たちの生活は物質的にも豊かになりましたが、いつの間にか自然と切り離れた生活をしていることに気づいていないかもしれません。

 

もし、家庭や学校、職場での人間関係から生じたイライラ、モヤモヤなどの負の感情を溜めているなら、一旦感情を浄化してリセットする方法を意図的に活用し、上手に感情をコントロールしてみてはどうでしょうか。

 

 

目に見えない世界を描く画家

前回は、芸術が心身に及ぼす健康への影響について紹介しました。自分も年に数回は、気になる作家や展示会があれば、美術館や博物館に足を運びます。その中でも、臨死体験がきっかけで、そのとき見た光景を絵にしたアートを紹介します。

臨死体験した世界の絵とは

世の中には、風景や人物、あるいは作家の心の世界を描いた作品は数多く存在しますが、「臨死体験した世界」を描いた作家って、少なくとも自分はこの方以外は聞いたことがありません。その作家の名は、アンディ・レイキ(1959~2012年)アメリカで創作活動を続けた人物で、彼が作り続けた作品のテーマは「天使」です。

 

天使の絵ってどんな絵?

天使といえば、私たち日本人から見ると、某お菓子メーカーのキャラクターで、愛らしい子供の背中に羽が生えたイメージが強いのですが、彼が描いたモチーフは、これ。

 

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まるで、流氷に浮かぶ「クリオネ」のようですが、

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クリオネもまた、「流氷の天使」と呼ばれるくらいですから、一体だれが名付けたのでしょう。まさか、同じ臨死体験をした人が命名したのではないかと思うほど。

アンディレイキってどんな画家?

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彼は、一般的に知られる画家のように、美大を卒業したわけでもなければ、有名な師匠に弟子入りして教わったわけでもありません。全ては、自分が見た世界を忠実に描きたいと、自ら独学で覚えてたどり着いた作品です。そのきっかけは、臨死体験でした…。

 

美しい天使の絵を描く前までは、彼はいわゆる、麻薬中毒者だったのでした。ある日、同じ麻薬常習者とともに、集ったパーティーでいつものように吸引していた彼は、その後、強烈な体調不良を起こし、「もしかして、このまま自分は死ぬのでは…」と死を自覚したそうです。

 

このまま、死ぬのは嫌だ、なんとか生きたいと、何かにすがるような思いで、これまでの行為を懺悔したそうです。

 

「死ぬのは嫌です。お願いですからどうか助けて下さい」と。

 

そうしたら、彼の体の周りを不思議な、光の物体が取り巻き、彼は、その物体から次のような言葉を受け取ったと感じたそうです。

 

「命を助ける変わりに、この体験を描いてください」

 

助けてもらえるなら、約束しますと答え、その後、病院に運ばれるものの、何とか一命を取りとめました。

 

体は復調したものの、絵の勉強などしたことないのに、どうやって絵を描けばいいのか、いや助かったんだから、あの約束はなしにしてこのまま、前のように暮らせばいいのでは…、という思いがよぎったそうですが、なんか、約束破りではいけない。

 

やはり、絵を描かなければと、当時、高額の収入を約束されていた車のセールスを辞めて、画材を購入し、あのとき見た、光の光景を描き始めたのです。

 

その様子が、マスコミを通じて全米に知れ渡るようになりました。その映像がこちらです。


1994 : "Angels: Mysterious Messengers" (Archival Clip)

どんな人がコレクトしているの?

天使の絵をコツコツ描いてた彼の活動を耳にした、当時のローマ法王ヨハネパウロ二世や、レイチャールズ、スティービーワンダーなどが彼のコレクターでした。

 

レイチャールズやスティービーワンダーは、目が見えません…。にもかかわらず、なぜコレクターなのか?それは、この作品のコンセプトでもある「触れて感じる絵」だからです。

 

通常、絵をよく見たいと近づきたくても、絵には触れられず、ガラスで見る人との境界線が作られることが多いのですが、この絵はその真逆で、触れても全く問題なく、むしろ「どうぞ手に触れて感じてください」と言われます。

 

彼の作品は欧米だけでなく、実は日本でも展示会が行われており、残念ながら彼はアンディ・レイキーは他界してしまいましたが、展示会は今でも日本の各主要都市で行われてます。

多くの人を魅了し続ける理由

臨死体験がきっかけで、この作品が誕生したこともあり、この作品の多くは、心の世界を探求するスピリチュアリスト、宗教家、医療従事者、会社経営者などが訪れるそうですが、最近では口コミで、普通の美術好きな人もやってくるそうです。

 

芸術は心のエネルギーを充電させる必需品でもあり、食べる、働く、寝る、という生活の同じように、体や心に必要な栄養を与えてくれると思います。

 

加えて、この絵は「精神」をテーマにしているせいか、見に来る人と人とつなぐコミュニティを作る魅力もあるようです。

 

彼の作品を見た感想やコレクターの体験談などは、公式サイトでも紹介されているので、よろしかったら一度ご覧ください。

andylakey.jp

芸術が心身に及ぼす影響について

 美術館に行く人は長生きする?

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イギリスの医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」によると、芸術に触れ合う機会が多い人は、そうでない人に比べて寿命が長い傾向があると確認されたそうです。数千年人のイギリス人を対象に、長寿と生活習慣に関する調査を14年間に渡って行ったそうですが、アート関連の施設への訪問が、年に1回か2回であっても死亡率が14%まで低下し、さらに頻繁に訪れた場合、この数値は31%まで高まったとの報告があります。

 

forbesjapan.com

 

なぜ長生きするのかについて考察

古今東西の画家たちとの「念」を通じたコンタクト

美術館に展示されている絵画の数々は、作品のテーマは何であれ、絵の具で描かれたキャンパスを額装した物質に過ぎません。しかし、そこには古今東西の画家たちの想いというか、「念」が込められています。その「念」に対して、見る人の「念」が重なり合い、絵画と人との「念」を通じた沈黙のコミュニケーションが行われます。

 

個人的にも年に数度、見たい絵があれば美術館や展示会に行くのですが、自分の場合は、絵や作家のプロフィールを見ながら

 

  • 作品の対象物
  • 描かれた時代背景
  • 描いた人の人生
  • 描いた人の生活風景
  • 描いた人が考えたであろう事柄
  • 描いている様子

 

など、描いた人になりきって、「どうしてこの絵を描いたのか?」を想像しながら鑑賞しています。

絵を見ることは「瞑想」にも近い

この沈黙の中で絵を見ていると、思い出すのが「瞑想」しているときの感覚です。普段のざわついた心を落ち着かせるため、たまに瞑想会にも行くのですが、座って目を閉じ呼吸を整えて、心を内観する瞑想の感覚とよく似ている気がします。瞑想も心の健康に保つ効果がありますが、絵を見ることも、

 

  • 心が落ち着く
  • 呼吸が速度が下がる
  • 脳波がリラックスする
  • 体内の血流も良くなる

 

の効果があり、その結果、体や心も健やかになり長寿につながる…ということではないでしょうか。人の念、キャンパスに込められた念、人と物質が発する「波動」ともいうのでしょうか、実に興味深い」「力」があります。

 

「目に見えない世界」を絵を描いた作品も

世の中には、古今東西さまざまな作品や作家がおり、作品は作家の人生や精神が形に現れた物とも言えます。画家の多くは誰かに師事したり、美術学校に通って技術を学ぶ人が大半ですが、世の中にはまた不思議な作家もいまして、ある出来事がきっかけで「臨死体験」をし、その光景をアートとして表現した画家もおり、そのコレクターの中には、ローマ教皇までいらっしゃる「天使を描く奇跡の画家」がいます。

 

次回は、その不思議な画家のプロフィールや、作品を紹介します。

 

daiyuchoki.hatenablog.com